日本SEL研究会第11回大会プログラム

全体スケジュール

9:30~ 開場
9:50~10:00 開会行事
10:00~11:30 講演
11:35~11:50 会員総会
11:50~13:00 休憩
13:00~14:30 研究発表
14:45~16:45 シンポジウム
16:55~17:45 交流会
17:50~ 閉会挨拶

講演

コロナ禍におけるSELの活用
―あるアメリカ・カリフォルニア州公立学校の事例

講演 池田 真依子(Integral Psychoeducational Services California, United States)
司会 山根 隆宏(神戸大学)

※リアルタイムでの講演となりました。

 

新型コロナウイルスの感染拡大による非常事態により、アメリカ・カリフォルニア州でも各学校の閉鎖、オンライン学習への移行、部分的開校や閉鎖の繰り返しを経ている状況である。ほぼ1年が経過した現在、小学校と中・高等学校では比重に違いが存在するもののバーチャルラーニングが主流を占めている。閉鎖当初から叫ばれるSELの重要性は今も指摘されており、サポートスタッフと呼ばれるスクールカウンセラー、スクールサイコロジスト、スクールソーシャルワーカー等は校長を交えて実施を模索し続けている。このプレゼンテーションでは、一般的な資料で理論的背景に言及するほか、視聴者により身近に感じていただけるよう、ある小学校の実践例を、SEL実践の模索の軌跡として辿りつつ、インタビューとその解説を元に紹介を試みる。

シンポジウム

レジリエンスを支える
―困難な状況で自分を手放さないために

シンポジスト 新井 陽子(BASIC Ph JAPAN)
シンポジスト 平野 真理(東京家政大学)
ファシリテータ― 渡辺 弥生(法政大学)
司会 石本 雄真(鳥取大学)

※リアルタイムでのシンポジウムを予定しております。

 

新井 陽子(BASIC Ph JAPAN)

COVID-19の出現で、我々の生活は予想もしなかった大きな変化を強いられている。人は変化にストレスを感じやすく、安定した状態を維持することを好む動物である。その一方で、南極や赤道直下などの過酷な環境下でも生き延びることができる動物でもある。イスラエル出身のムーリー・ラハド博士は、過酷な体験をした人の全てが、PTSDを発症するわけではなく、その多くは自然回復していることに気づいた。博士は病理ではなく「人はどのように生き延びるのか」に着目し、BASIC-Phストレスコーピングモデルを開発した。本シンポジウムでは、我々が生まれながらにして持つレジリエンスを6つのチャンネル(次元)で説明し、日々の臨床に役立つヒントを提供する。

平野 真理(東京家政大学)

投影法を中心としたグループ・アプローチを用いて、自分らしいレジリエンスへの気づきと促進を目指した予防的心理支援の取り組みを紹介します。また、現在のコロナ禍において人々に求められているレジリエンスと、顕在化している課題に焦点をあて、社会全体のレジリエンス促進のために必要なことはなにかについて議論できればと考えます。

研究発表

ルームA 座長:松本 有貴(徳島文理大学)

1.大学生のレジリエンスとその関連要因ならびに社会性と情動の学習による変化―大学のオンライン授業を通しての実践研究― 宮﨑昭(立正大学)
2.実態調査から見える子供の潜在的レジリエンスに関する考察 山本利枝(千葉大学医学研究院)
3.日本の子どもを対象とするスターリング子どもウェルビーイングスケール(SCWBS)の信頼性と妥当性の予備的検証 西田千寿子(大阪大学)・石本雄真(鳥取大学)・瀧澤悠(鳥取大学)・松本有貴(徳島文理大学)・片山泰一(大阪大学)

 

ルームB 座長:小泉 令三(福岡教育大学)

1.高校1年生を対象とした「SEL-8Career」の作成と実践 伊藤衣里子(福岡教育大学大学院/福岡県立稲築志耕館高等学校)・ 小泉令三(福岡教育大学)
2.校内生徒支援室の生徒を対象としたSEL-8Sプログラムの実践 重富かおり(福岡教育大学大学院/新宮町立新宮中学校)・小泉令三(福岡教育大学)
3.SELプログラムの効果がない子どもたちをどう支援するか―心理学と神経科学の融合からのヒント― 瀧澤悠(鳥取大学)

 

※1.13:00~/2.13:30~/3.14:00~

 

■抄録集はこちらから■

交流会

ファシリテータ― 高橋 あつ子(早稲田大学)
司会 松本 有貴(徳島文理大学)

交流会は事前申し込み不要です。

みなさんの取り組みの共有や疑問の共有の場としたいと思います。