プログラム紹介

フレンズプログラム

フレンズプログラムは、世界20 カ国以上で実施され、日本では教育現場、地方自治体、病院、心理クリニックなどで数多くの子供と大人に楽しみながら学習されています

うつ病と不安症の予防と介入を目的として、オーストラリアのポーラ・バレット博士により作られましたが、今は、レジリエンスや社会性を高めるプログラムとして注目されています。

フレンズフォーライフは、8-15 歳の子どもが遊びをベースとした様々なワークを通し、“楽しみながら”レジリエンスを高めるスキルと知識を学ぶプログラムです。子どもはレジリエンスを高めることにより、自分自身の目標達成のために、最大限の力を発揮できるようになります。また、過度なストレスや不安を予防し、いじめや不登校などの問題を未然に防ぐことが出来るようになります。

フレンズフォーライフは、うつ病と不安症の予防と介入に効果的であるとWHO(世界保健機構)から世界で唯一認定を受けたプログラムです。

今、非認知的能力が注目されています。学校の教科学習では、認知能力を伸ばすことが目標になりますが、それらの力をつけるときに非認知能力が大切になります。OECD は、「Social Emotional Learning: SEL」と呼び、この育成を奨励しています。海外の研究では、SEL は学力向上に貢献するというエビデンスがあります。

フレンズは、研究により以下のような力が向上すると実証されています。

  • •自信がつく。
  • •ストレスに対処できるようになる。
  • •恐れや不安に対処できるようになる。
  • •社会性が発達する。
  • •大人とも上手に接することができるようになる。
  • •自己肯定感が高まる。「ありのままの自分でいいんだ」
  • •身近なことからも幸せをみつけることができる。
  • •いろんな考えに対し、ネガティブかポジティブかを判断し、ポジティブな考えを大きくすることで、行動が前向きに変化する。
  • •目標に向かって、小さなステップに分けて一歩ずつ前進していけるようになる。

フレンズには、対象年齢が異なる次の2つのプログラムがあります。ファンフレンズは、4-7歳の子どもが遊びをベースとした様々なワークを通し、“楽しみながら”困難を乗り越えるためのスキルと知識を学ぶプログラムです。レジリエンスプログラムは、16 歳以上の青年や大人が様々なワークを通しレジリエンスを高めるスキルと知識を学ぶプログラムです。どのプログラムも、学級で、グループで、個人で実施できます。

プログラム実施者(ファシリテーター)養成講座に、会員価格で参加できます。オーストラリアでの研修も計画されます。
連絡先 パスウェイズ・ジャパン URL: http://friendsprograms.jp/