学会について
会長あいさつ

日本SEL学会会長 宮﨑 昭
本会は、平成21年(2009年)10月に日本SEL研究会として発足して以来、社会性と情動の学習(SEL:Social-Emotional Learning)の研究と実践に尽力してまいりました。
昨今、文部科学省の生徒指導提要(2022)に社会性と情動の学習(Social-Emotional Learning)の用語が記載され、OECD(経済協力開発機構)も社会性と情動のスキル調査(SSES; Survey on Social and Emotional Skills)を実施する時代となりました。現在, 教育現場のみならず, 乳幼児から大人まで,人生の様々な出来事に対処するために, SELを基盤とする教育プログラム, SELアプローチが日本においても開発され実践されています。今後、人々の学業、幸福、健康の向上を図る上で期待される社会的な役割を積極的に果たしいく決意です。